タグ別アーカイブ: 1次元

クラウド査読により透明になるアカデミア – むしブロ

残念ながら、このような調査委員会の設置はほとんど意味をなさないでしょう。というのも、今は論文の不正は調査委員会が調べるものではなく、ネット上の不特定多数の有志による「クラウド査読」により発覚するケースがほぼ100%だからです。理研の例からも、調査委員会がクラウド査読のスピードに追いつけず、対応が後手に回ることは見えています。

クラウド査読の主なプレイヤーは、2ちゃんねる生物板の住人、11次元氏などの匿名ブロガーら、そして英語サイトのPubPeerのユーザーが挙げられます。

早稲田大学は、これまでに指摘されている小保方さんを中心とした学位取得者の博士論文の疑義を調査するとしています。しかしながら、調査委員会による調査が追いつかないほどのスピードでクラウド査読が進行することは間違いなく、他の博士論文についての疑義も次々と出てくることでしょう。そして、その疑義の数は調査委員会がフォローできないほどに増加すると思われます。

そう考えると、一時的な調査委員会の設置はほとんど無意味です。どうせなら、博士論文の疑義に関する報告窓口を大学のサイトに設置し、そこに情報を送ってもらう方がよい気がします。あるいは、アルバイトを雇って2ちゃんねるの生物板をウオッチングさせ、新しく明らかになった疑義について報告させるのも一つの手でしょう。

引用元: クラウド査読により透明になるアカデミア – むしブロ.