タグ別アーカイブ: 治療薬

CNN.co.jp : ダイヤモンドしのぐ硬さと輝き 米大学が新物質を開発 – (2/2)

Qカーボンはダイヤモンドよりもさらに硬いだけでなく、少ない光で一層強い輝きを放つ。さらに磁気を帯びさせることもできることから、さまざまな分野での応用が期待される。

ナラヤン氏によると、人工ダイヤの一種、ナノダイヤモンドを使った医療用の針や膜を低コストで作ったり、がんの治療薬を体内の患部に届ける技術に役立てたりする活用法も考えられる。

引用元: CNN.co.jp : ダイヤモンドしのぐ硬さと輝き 米大学が新物質を開発 – (2/2).

赤外線でがん狙い撃ち 米研究所、新治療法の臨床試験へ:朝日新聞デジタル

人体に無害な光(近赤外線)を当ててがん細胞を壊す新しい治療法を米国立保健研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員らが開発し、患者で効き目を調べる治験(臨床試験)を近く始める。光を受けると熱を出す特殊な化学物質をがん細胞の表面に結びつけ、がんだけを熱で狙い撃ちする。

この治療法は「光線免疫療法」。小林さんらが2011年、マウス実験だと8割でがんが完治したと発表。副作用が少ない新治療法になると注目を集め、オバマ大統領が翌年の一般教書演説で取り上げた。今年4月末、米食品医薬品局(FDA)が治験を許可。通常、動物実験から治験開始まで早くても5年以上はかかるとされており、今回は異例の早さだという。米製薬ベンチャーと組んで準備を進め、新興企業に投資するベンチャーキャピタルなどを通して約10億円の資金も確保した。

治験ではまず、近赤外線を受けて発熱する化学物質を、特定のがん細胞に結びつくたんぱく質(抗体)に結合させた薬を患者に注射する。最初は、首や顔にできる頭頸部(とうけいぶ)がんの患者10人前後で、近赤外線を当てずに副作用などがないことを確認。その後、患者20人前後で、近赤外線を当てて効果を調べる。3~4年後にがん治療薬として米国での承認を目指す。

引用元: 赤外線でがん狙い撃ち 米研究所、新治療法の臨床試験へ:朝日新聞デジタル.

若い血液の輸血で認知機能が向上、マウス実験で確認 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

年長のマウスに若いマウスの血液を注入すると、マウスの学習能力と記憶力が高まるとした研究論文が、4日の英医学誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」に掲載された。若い血液は、老化した脳の機能低下に対する治療薬になるかもしれない。

 米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(University of California, San Francisco)などの研究チームが発表した論文によると、人間の年齢で20~30歳に相当する生後3か月のマウスから輸血を複数回行ったところ、同56~69歳に相当する生後18か月のマウスの脳の構造に変化がみられ、また機能的な改善もみられたという。

 論文の共同執筆者の1人、同大医学部のサウル・ビジェダ(Saul Alvarez)氏は、AFPの取材に対し「若い血液の中には、老化の多くを改善できる特別な何かが存在すると思う」と語っている。

 ビジェダ氏と研究チームは、脳の海馬領域がつかさどっている学習と記憶に関するテストを、年長のマウスに対して輸血の前と後で行い、結果を比較した。

 テストの中の1つは、水中の隠れた台の位置を示す印を記憶する能力の測定で、駐車場のどこに車をとめたかを記憶するための物理的な目印を思い出さなければならない状況に似ているという。こうした機能は、年齢とともに低下する。

 この実験結果についてビジェダ氏は、AFPの電子メール取材に「若い血を投与された年長のマウスは、隠れた台をより簡単に見つけることができた」と説明した。

 研究チームはまた、脳の構造にも変化が生じ、ニューロン(神経細胞)の連結箇所が増加していることを発見した。

「若い血液の注入によって、年老いた海馬での分子、構造、機能、認知の各レベルで老化が妨げられたことをデータは示している」と論文は説明している。

引用元: 若い血液の輸血で認知機能が向上、マウス実験で確認 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News.

日本のマスコミが「かっぽう着美女」など偉業に無縁な報道に終始する一方で、アメリカのバイオ業界は、すごいコトになっている – Market Hack

FDAはブレイクスルー・セラピー(breakthrough therapy=画期的新薬)という認定を最近開始し、これに指定されると承認のプロセスを大幅に簡素化、繰り上げすることが出来ます。

ブレイクスルー・セラピーに指定されるには、その薬が現在出回っている治療法よりずっと効き目があり、患者を助けるのに貢献すると見込まれる必要があります。

でもこのハードルさえクリアすれば、フェイズⅡの臨床試験中の薬でも、FDAの判断で繰り上げ承認という裁量が利く場合もあるのです。

こうした、一見すると向こう見ずとも言える積極的な姿勢をFDAが取りはじめた背景としては「世の中には病気の発生メカニズムがかなり解明できていて、それに対してどんな経路(pathway)で働きかけてやらないといけないかが、大方判明している難病・奇病は、沢山ある。でも今日まで薬が出来なかった理由は科学のハードルではなく、それを開発したところでカネにならないという、そろばんのハードルが原因で、患者数の少ない疾病の治療薬は開発が後回しにされてきた。これではいけない!」という反省があるわけです。

それで「いっそのこと、いますぐに取り組めて、テキパキと薬にできる案件、すなわち果樹園で低いところにぶら下がっている果実(low-hanging fruit)から、どんどん摘み取って行こう!」という価値観をFDAが前面に打ち出したのです。

引用元: 日本のマスコミが「かっぽう着美女」など偉業に無縁な報道に終始する一方で、アメリカのバイオ業界は、すごいコトになっている – Market Hack.

いまアメリカのバイオテクノロジー産業で起きている事 – Market Hack

もうひとつ、バイオテクノロジー産業を鼓舞する行政面での出来事としてブレイクスルー・セラピー(breakthrough therapy=画期的新薬)認定をFDAが開始したことが挙げられます。ブレイクスルー・セラピーとは、既に市場に出回っている治療法よりはるかに効き目があり、患者を助けると思われる新薬の場合、承認のプロセスをなるべく短時間に圧縮する措置のことを指します。ファーマサイクリックス(PCYC)の慢性リンパ性白血病(CLL)治療薬、イブルティニブがその第一号です。但しイブルティニブは未だ承認されていません。これらの事から、バイオテクノロジー企業は、小さなニッチでも、その薬の薬効が素晴らしい限り、ガンガン儲けられる環境が整ったわけです。なお、このような行政面での枠組みは、アメリカだけに適用されていることであり、ルールの違う海外市場では、当然、通用しません。

引用元: いまアメリカのバイオテクノロジー産業で起きている事 – Market Hack.

いまアメリカのバイオテクノロジー産業で起きている事 – Market Hack

或る病気に罹っている患者数が少ない、めずらしい病気の場合、顧客(=患者)が少ないので治療薬を開発するインセンティブが少ないです。

このため米国食品医薬品局は7年間の独占販売権(exclusivity)を付与し、わざと競争ゼロの状態を作り出します。これを希少疾病薬(orphan drug status)と言います。

その場合、製薬会社やバイオテクノロジー企業は、べらぼうに高い薬価を設定できます。一例としてラプター・ファーマシューティカルズ(RPTP)のプロシスビは患者一人当たり年間2,500万円もする高価な薬となっています。そのような薬が受け入れられるかどうかは、患者の支払い能力ではなく(=そもそも患者はそんなべらぼうな値段は、払えない)、むしろ治療費の払い戻しをする保険会社などのペイヤー(支払者)が払い戻しに応じるかどうかにかかっています。生命に危険を及ぼす重病だけを、ペイヤーが「治療代が高い」という理由で却下すれば、ペイヤーの利潤追求の為に、公平な支払を忌避しているという批判が出るわけです。

引用元: いまアメリカのバイオテクノロジー産業で起きている事 – Market Hack.

神経に作用「酒飲みたくない」…新種の断酒剤 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

日本新薬(京都市)は27日、中枢神経系に作用し、お酒を飲みたいという意欲そのものを抑える効果を持つアルコール依存症治療薬を発売した。

医療用断酒補助剤「レグテクト錠333mg」で、こうしたタイプの断酒剤は国内初という。

従来の断酒剤は、飲んだ人の体質を一時的に下戸に変えて、少量の飲酒でも頭痛や吐き気を起こしやすくするものだった。

アルコール依存症は飲酒が習慣化し、精神的にも肉体的にもお酒がやめられなくなる症状だ。禁断症状が起こる患者もあり、回復には生涯の断酒が必要とされるが、時折生じる強烈な欲求に押され、再び飲酒してしまうケースも少なくないという。

新薬はドイツの製薬会社が開発し、既に世界24か国で発売されているという。日本新薬の臨床試験では、有効成分の入っていない「偽薬」を使った場合に比べ、断酒成功率は11ポイント高かったという。

引用元: 神経に作用「酒飲みたくない」…新種の断酒剤 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

放射能をもつ細菌を投与した「体内被曝療法」で膵臓がんを治す – むしブロ+

数あるがんの種類の中でも、とりわけ膵臓がんはやっかいである。膵臓がんは全種類のがんの中で死亡原因が第4位となっている。膵臓がんは転移しやすく、従来の化学療法や放射線療法もあまり効き目がない。

膵臓がんにかかった患者が5年後に生存している確率はたったの4%にすぎない。ゲムシタビンやエルロチニブといった治療薬もあるが、これらを投与しても末期の膵臓がん患者の生存は最大で6ヶ月までしか伸ばすことができない。

今回、アメリカのアルバートアインシュタイン医科大学の研究グループは、膵臓がんに治療の画期的な方法を提唱した。それは、体内被曝療法である。放射性物質を搭載した細菌を体内に投与し、細菌が発する放射線でがん細胞を殺すというやり方だ。爆弾を搭載した戦闘機を標的に体当たりさせる攻撃方法とも似ている。

Quispe-Tintaya et al. (2013) Nontoxic radioactive Listeriaat is a highly effective therapy against metastatic pancreatic cancer. PNAS

今回使用された細菌はListeria monocytogenesという種類のものだ。Listeriaはがん細胞に選択的に感染する特徴がある。研究グループはこの特徴を利用し、この細菌に放射性物質である放射性レニウム188をくっつけた。人為的に癌腫を生じさせたマウスにこの放射性細菌をを投与したところ、転移細胞の数を90%減少させることが確認された。放射性細菌から発せられた放射線により効果的にがん細胞を殺したものと思われた。

もちろん、この体内被曝療法がヒトにとって安全であるかどうかは今後の試験で評価する必要がある。ただし、治療効果がてきめんである場合、ある程度の副作用リスクは許容されるだろう。メリットとデメリットのバランスの問題になるからだ。

年間で4万人が死亡する膵臓がんの効果的な治療法となりうるか、本治療技術の今後の発展に期待がかかる。

引用元: 放射能をもつ細菌を投与した「体内被曝療法」で膵臓がんを治す – むしブロ+.