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「天使」クリオネが豹変、捕食の瞬間を公開 北海道:朝日新聞デジタル

クリオネは殻を持たない巻き貝の仲間で、毎冬流氷とともにオホーツク海沿岸にやってくる。頭の上が口で、ここから6本の触手(バッカルコーン)を出し、餌を捕まえて食べる。不気味な姿が悪魔とも呼ばれている。この捕食の様子を見せる。

与える餌はクリオネの仲間で貝殻があるリマキナ。クリオネの詳しい食生活は不明だが、リマキナを食べることはわかっている。数ミリの大きさで、クリオネの採集の際に混じる。だが、「クリオネ先生」で親しまれる学芸員の桑原尚司さん(39)が今冬捕まえたクリオネ約5千匹のうち17匹、昨冬は4万匹のうち2匹しかいなかった。桑原さんは「リマキナが希少すぎて、なかなか毎年は見せられません」と話す。

引用元: 「天使」クリオネが豹変、捕食の瞬間を公開 北海道:朝日新聞デジタル.

不可能とされた名刀の地紋再現に成功 奈良・吉野の刀匠、刀剣界最高賞を受賞 – MSN産経west

古代刀剣「七支刀(しちしとう)」(国宝)の復元を手がけた奈良県無形文化財保持者の刀匠、河内國平(くにひら)さん(72)=同県東吉野村=が、現代では不可能とされた鎌倉~室町時代の名刀が持つ地紋「映(うつ)り」の再現に成功、刀剣界最高の「正宗賞」を受賞した。専門家は「不可能とされた現代の材料で再現する技術を持つ唯一の刀匠だ」としている。

800年前の技…40年かけ研究

「映り」は、刀の強度を高めるための特殊な熱処理で発生する、鎌倉から室町時代の名刀にみられた地紋。江戸時代以降には絶え、現代の日本刀の材料「玉鋼(たまはがね)」では、再現不可能とされていた。

河内さんは、「正宗」や「一文字」など名刀を産出した鎌倉時代の古来の鍛冶作業にこだわり、約40年来の研究や経験を基に、「映り」の再現メカニズム解明に成功。ほぼ100%の確率で映しを再現できるようなったという。6月10日に開幕した日本美術刀剣保存協会主催の「新作名刀展」に長さ77センチの大刀「國平河内守國助(くにひらかわちのかみくにすけ)」を出品。「該当なし」が続いた正宗賞の太刀で、18年ぶりの受賞者となった。

河内さんはこれまで、伊勢神宮第61回式年遷宮で太刀と鉾(ほこ)を制作したほか、藤ノ木古墳出土の刀剣も復元。昭和62年、最高位の刀匠「無鑑査認定者」に認定された。

同協会の石井彰・学芸員は「驚くべき画期的な成果。現代の刀匠では、太刀に映りを再現させる技術を持つただ一人ではないか」と評価。河内さんは「刀鍛冶の鎚(つち)を振るようになって半世紀が過ぎようとしているが、ようやく約40年来の夢が実現した。さらに技術を磨き、正宗や一文字に負けない歴史に名を残す名刀を生み出したい」と話している。

引用元: 不可能とされた名刀の地紋再現に成功 奈良・吉野の刀匠、刀剣界最高賞を受賞 – MSN産経west.

ナポレオンの椅子が破損、誘惑に負けた仏美術館員が座る 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が座っていた200年前の折り畳み椅子を展示していたフランスの美術館で、その椅子に座ってみたいという誘惑にあらがえなかった館員が苦境に立たされている。

 映画監督のディレクターズチェアに似た赤い革張りの椅子は、仏皇帝が数々の遠征時に使用したもの。ナポレオンの出身地、仏コルシカ(Corsica)島アジャクシオ(Ajaccio)にある美術館の関係者は10日、この椅子の表面の革と木製の構造部が破損したことを認めた。

 椅子が破損したのは6日だったが公表されず、グルノーブル(Grenoble)から急きょやってきた修復専門家を追っていた複数の地元紙が暴露した。

 同美術館の学芸員によると、椅子はかなり良く修復されたが、見栄えは以前より劣るという。問題の館員は懲戒委員会にかけられる。

 椅子は、同美術館が13日から3か月間の予定で開催する企画展の展示物の1つ。ナポレオンが使用した家具や遠征の際に使用した現存する最後のテントが展示される。

引用元: ナポレオンの椅子が破損、誘惑に負けた仏美術館員が座る 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News.

絶滅したペンギンモドキ、実はペンギンか  :日本経済新聞

岐阜県博物館(岐阜県関市)は5日、約1700万年前に絶滅し、これまでペリカンの仲間と考えられてきた水鳥「ペンギンモドキ」が、脳の形態からペンギンの仲間である可能性が高いことが分かったと発表した。

ペンギンモドキは空を飛べず、海に潜って魚を捕食する生態がペンギンに近いが、骨格の形態などからペリカンの仲間と考えられてきた。

同博物館の河部壮一郎学芸員(28)らのチームが、北九州市立自然史・歴史博物館が所蔵するペンギンモドキの頭部化石3個をコンピューター断層撮影(CT)で解析し、脳を再現。小脳の幅や形を現生の水鳥と比較すると、ペリカンよりもペンギンに類似していた。

生物学では、種として近ければ近いほど脳の形が似るとされており、河部学芸員は「ペンギンモドキとペンギンは他人の空似という、これまでの見解を覆す可能性がある」と話している。

ペンギンモドキは北半球の太平洋岸で約3500万年前から生息し、気候変動などで絶滅したとされる。世界で最も多く化石が発見されているのは日本で、これまで北海道や福岡、佐賀などの5道県で見つかった。

引用元: 絶滅したペンギンモドキ、実はペンギンか  :日本経済新聞.