タグ別アーカイブ: 大英帝国

大英帝国のDNA  – Market Hack

イギリスは国王や教会からの影響力に対して議会が抑止力を提供した関係で、科学研究は教会や国家からの弾圧の対象とはなりませんでした。(これが、簡単な事のようで、実際はとても難しいです)

その自由な空気の下で、アイザック・ニュートンなどの天才が、どんどん研究をすすめてゆきました。人々はコーヒーハウスで新しい発明のアイデアを競い、あらゆる階層の人たちが、自由に意見交換できる雰囲気が醸成されました。そこでとりわけ重宝されたのは、すぐビジネスにつなげることができる実践的知識です。こうして工業的啓蒙がイギリスで盛んになりました。

引用元: 大英帝国のDNA  – Market Hack.

大英帝国のDNA  – Market Hack

フランス政府は科学アカデミーに官主導の研究開発機関を設け、そこでは、まず世界から最新のテクノロジーを集め、それを分解、研究し、その詳細を報告書にして政府に提出しました。しかし、お役所仕事はのんびりしていたので、この作業に100年近くかかってしまいました。フランス政府は無秩序な科学の進歩や発明は非効率だと考え、政府主導で、秩序だった開発を指導することを目指したのです。しかしこのお節介は、結果としてイノベーションを遅らせてしまいました。

フランスの実業家は、行政の介入に嫌気が差し、技術革新を追求する熱意や、利益の極大化を目指す動機付けを悉く失ってしまったのです。(政府の肝いりで「日本のシリコンバレーを創ろう!」式のイニシアチブを提唱することが、如何に無意味か、この例は示しています)

引用元: 大英帝国のDNA  – Market Hack.

大英帝国のDNA  – Market Hack

さて、イギリスには地表に近いところに豊富な石炭がありました。石炭は同じ目方でも木より3倍の火力を提供します。これに気が付いた人々は世界で最初に石炭を日常生活に活用することを始めました。

石炭は炭田が消費地にどれだけ近いかで、そのコストが決定します。幸い、イギリスの場合、石炭が消費地に極めて近かったです。また炭田が海の近くにあったので、巨大消費地であるロンドンに石炭を簡単に運ぶ事が出来ました。

ところが問題が生じます。イギリスは雨が多いので、石炭を掘った穴に水が溜まり、それを汲み出すのがやっかいだという点です。この水を汲み出すため、採れたばかりの石炭を燃やし、その蒸気でポンプを動かす、蒸気機関ポンプを1712年にトーマス・ニューコメンが発明しました。この機械は、あくまでも炭鉱の中に据え置きされる、単一目的の装置でした。

引用元: 大英帝国のDNA  – Market Hack.

イギリス生まれのスポーツが意外に多い理由 | コリン・ジョイス | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

イギリス人は主にスポーツのルールの「編集者」だったわけだ。ちょっとした改革者、脚色者ともいえる。ルールが出来たおかげで競技が一般に普及し、チームや個人が公平な条件で戦えるようになった。

こうした体系化が進んだのは19世紀半ば、イギリス人にスポーツをする時間的、経済的な余裕が出てきた頃だ。イギリスが世界の多くの地域を支配した時代でもあり、だからこそイギリス式の競技があれほど広まった。クリケットが盛んなのはイギリスが支配した国にほぼ限定されるが、そのほかのものは大英帝国を越えて広まり、国際競技になった。インド・マニプール州で行われていたポロのように、植民地の人々から教えてもらったスポーツを、イギリス人がルールを定めて世界に普及させた例もある。

引用元: イギリス生まれのスポーツが意外に多い理由 | コリン・ジョイス | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト.

国家が衰退するムード|外資系 戦略コンサルタントの着眼点

国家が衰退するムード|外資系 戦略コンサルタントの着眼点: ギリシャやローマが衰退した最大の理由は「気力の喪失」であったと古典学者であるギルバート・マーレーが喝破し、イギリスが衰退した重要な要因は「精神的な活力の衰え」だったと中西輝政氏は著書で述べているように、国民の気力や精神力は、国家の存亡に大きく影響を与えます。

今の日本は、当時のギリシャやローマ、大英帝国と同じようなムードに支配されつつあるのではないかと不安になります。

ただでさえ多くの日本国民が自信を喪失しつつあるなか、せめて自分たちの世代は、チャレンジを忘れないようにしたいと思うのです。