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絶望の果てに希望は見出せるか──アフリカ遊牧民の紛争のフィールドワークから | SYNODOS -シノドス-

2009年に24人が殺害された虐殺事件が発生してから、この紛争は突如として、新聞紙面に登場するようになった。

記事の多くは、この紛争を、牧畜民の伝統的な家畜略奪や民族衝突として扱っていた。とくに、近年、影響力を持っているのが、資源紛争説である。ある新聞紙面の例を挙げると、「気候変動(俗に言う地球温暖化)」の影響で、乾燥化が進んだために、稀少化した牧草や水などの資源をめぐって、遊牧民が争いを繰り返すという国連の報告書のシナリオが引用されていた。

断言するが、この紛争について言えば、これらの説明は間違っている。牧畜民の伝統的な家畜略奪においては、組織的な焼き討ちが行われることはなかった。ふたつの民族の関係はずっと良好で、通婚や贈り物もみられ、お互いの言葉を話せる人もいた。牧草や水の用益権は、両民族の間でゆるやかに共有されていた。雨が降って牧草が生えれば、よその民族が放牧に来ても、誰も文句を言わなかった。「困ったときはお互い様」というわけだ。そもそも、この地域は最も農業開発が成功した地域であり、少なくとも、稀少な資源をめぐる争いの証拠などひとつもなかった。

こうして、一度も現場に足を運んだことのない国際機関やメディア関係者の、すべて憶測と仮定に過ぎないことが真実として流布されていく。われわれの現実はこうしたグローバルな綺麗事によってできあがっていくのだ。

引用元: 絶望の果てに希望は見出せるか──アフリカ遊牧民の紛争のフィールドワークから | SYNODOS -シノドス-.

留美派の意味とは – Yahoo!辞書

留美派の意味とは – Yahoo!辞書: 1980年代前半にアメリカの大学に留学した中国人は1万人程度だったが、現在は約13万人と10倍以上になっている。日本人の留学生の場合は学部留学が52%であるが、中国人の場合は52%が大学院留学で専門性を高めている。こうした人たちはアメリカに留学した後、しばらくの間は、アメリカの金融機関などで働くが、その後は帰国して中国の金融機関の要職や大学の教授などの職につく。そして、こうした人たちが国際機関の上級職にと進出している。国境や官民、産学の垣根を越えて経験を積んだ世代の者たちが中国経済のみならず世界経済をリードするようになってきている。