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閉鎖科学館の展示物8億円分、売却4件で数万円 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

日本原子力研究開発機構が、2012年3月に閉鎖した科学館「アクアトム」(福井県敦賀市神楽町)の展示物を処分した結果、売却できたのは1割以下の3件にとどまったことがわかった。

01年6月の開館時に約8億円を投じて展示物をそろえたが、売却額は備品も含めた計4件で数万円程度だったという。

14年度の固定資産一覧によると、建物のほか、外灯、空調・給水設備、掲示板など約130件があった。このうち映像ソフトやディスプレーなどを含む展示物関連が約40件で、全国の博物館や科学館の意向を確認し、今年2月頃に入札を実施した。

買い手がついたのは、上り坂のレール上をボールが転がる「坂を登るボール」、加速度のついたボールが楕円だえん状に転がり落ちる「楕円落下するボール」など3件のみ。いずれも科学館「つくばエキスポセンター」(茨城県つくば市)を運営する「つくば科学万博記念財団」が落札した。同財団はほかに、受付にあったカウンターも購入した。

◆売れ残りは廃棄

「売れ残った」展示物は廃棄処分された。大型の展示物ほど運ぶのに手間やコストがかかり、設置場所も限られるため購入希望者が少なかったという。

同館は地上3階、地下1階建て延べ約4500平方メートル。閉館前の11年度の入館者数が約7万6000人だった。原子力機構は県と敦賀市に施設を無償譲渡する方針で、空調などの設備類も大半を譲り渡す方向で協議している。

引用元: 閉鎖科学館の展示物8億円分、売却4件で数万円 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE).

CNN.co.jp : ダイヤモンドしのぐ硬さと輝き 米大学が新物質を開発 – (1/2)

 米ノースカロライナ州立大学の研究チームはこのほど、ダイヤモンドより明るく輝き、しかも硬度が高い新物質を開発したと発表した。

応用物理学専門誌「ジャーナル・オブ・アプライド・フィジクス」の最新号に発表された論文によると、新たな物質の名前は「Qカーボン」。炭素原子に瞬間的にレーザーを当てて超高温まで熱し、その後急速に冷やすという方法で作ることができる。

レーザーを照射する時間は200ナノセカンド。1ナノセカンドは1秒の10億分の1を示す単位だ。熱した炭素の温度は約3700度と、地球内部で天然ダイヤモンドが生成された時の高温状態をはるかに上回る。

チームによると、こうして作られた物質はダイヤモンドと同じく炭素原子で構成される固体だが、これまで地球上に存在したことはないとみられる。論文の執筆を率いたノースカロライナ州立大学のジェイ・ナラヤン氏は「自然界に存在するとすれば、どこかの惑星の中心核しか考えられない」と話す。

引用元: CNN.co.jp : ダイヤモンドしのぐ硬さと輝き 米大学が新物質を開発 – (1/2).

物質・時空ナゾ迫る巨大装置、建設1兆円 文科省は慎重:朝日新聞デジタル

電子や陽子などを光速近くまでに加速し、衝突させる実験は物理学の基本原理の解明に大きく役立ってきた。現在の最大の加速器は、スイスとフランスにまたがる1周約27キロの円形加速器LHCだ。欧州合同原子核研究機関(CERN)が運営し、2012年に陽子衝突実験で「最後の未発見粒子」といわれたヒッグス粒子を発見した。

しかし、ほかにも未発見の粒子があるかもしれない。時間と空間の構造が現在の常識とは違う可能性もある。謎を解くには、ヒッグス粒子をたくさんつくり、その性質を詳しく調べるのがいい。そのために構想された巨大線形加速器がILCだ。地下100メートルに長さ約31キロのトンネルを掘って建設する。

国際協力による概念設計ができたのが07年。国内の建設候補地は北上山地と九州北部の脊振(せふり)山地に絞られ、地質や土木の専門家も入った委員会が13年に北上山地を選んだ。地盤が安定し、将来構想で描く「50キロの直線ルート」を確保できることが決め手となった。

世界最先端の研究所ができれば「東日本大震災からの復興にも寄与する」と、地元は歓迎ムード。建設候補地の中心部に位置する岩手県一関市の勝部修市長は、市役所にILC推進課を作り、国際化推進員として日本語も堪能な豪州出身のネイト・ヒルさんを採用するなど、誘致実現に手を尽くす。

商工会議所が中心となった「岩手県国際リニアコライダー推進協議会」は今年7月、国内誘致の早期決定などを求める「県民決議」を採択した。懇親会に駆けつけた達増拓也知事は「オール岩手でがんばろう」と気合を入れた。

引用元: 物質・時空ナゾ迫る巨大装置、建設1兆円 文科省は慎重:朝日新聞デジタル.

火星に広大な海が存在していた、NASA科学者ら 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

星にはかつて、地球の北極海(Arctic Ocean)を超える体積の水が存在しており、その量は火星の表面全体を覆うのに十分なほどだったとする研究論文が、5日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。

 研究は米航空宇宙局(NASA)の科学者らによるもので、火星大気中のわずかに状態が異なる2つの水、H2OとHDOの測定などに基づき、火星の推定水量が明らかにされている。HDOは通常の水分子(H2O)中の水素原子の1つが重水素に置き換わっているもの。

 論文によると、火星はかつて深さ137メートルの液体層に覆われ、その表面積は北半球の約半分に及んでいた。場所によっては水深は1.6キロ以上あったとしている。また火星の水の87%は、宇宙空間に流出し失われたことが示されている。

 NASAのゴダード宇宙飛行センター(Goddard Space Flight Center)の上級科学者で論文の筆頭著者であるマイケル・ムンマ(Michael Mumma)博士は、「それほどの水を失った火星には、これまで考えられていた期間よりも長い間、水があった可能性が非常に高く、居住可能だったと考えられる期間も長くなる」と付け加えた。

引用元: 火星に広大な海が存在していた、NASA科学者ら 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News.

HDDのファームウェアに感染するマルウェアが登場、逃れる術はないことが判明 – GIGAZINE

セキュリティ対策ソフト大手のKasperskyカスペルスキーが「主要メーカー製のHDDの基本ソフトファームウェアに感染するタイプのマルウェアスパイウェアが見つかった」と発表しました。システムの仕組み上、このマルウェアをセキュリティソフトで駆除することは極めて困難とのことです。Kaspersky Labは、HDDのファームウェアに感染して情報収集をする新手のマルウェアを発見したことを明らかにしました。イラン、ロシア、パキスタン、アフガニスタン、中国、マリ、シリア、イエメン、アルジェリアなどの30カ国のPCからこのマルウェアの感染例が発見されたとのこと。このマルウェアを作成したのはEquation groupとよばれる大規模なハッカー組織で、感染ターゲットには各国の政府関係機関、軍事機関、通信会社、金融機関、原子力研究者、メディア機関、イスラム主義活動家などが含まれているとしています。

引用元: HDDのファームウェアに感染するマルウェアが登場、逃れる術はないことが判明 – GIGAZINE.

東工大、ゴムのように伸び縮みするガラスの作製に成功 | 研究・開発 – 財経新聞

東京工業大学の稲葉誠二特任助教(現旭硝子)らによる研究グループは、ゴムのように伸び縮みする酸化物ガラスの作製に成功した。

ゴムやポリウレタンなどは、外力によって規則的に配列した分子がエントロピー増大則に従って元の不規則な状態に戻ろうとする「エントロピー弾性」を持つ。一方で、窓などに使われている酸化物ガラスは、各原子が網目状に強固に連なった構造をしているため、ガラス転移温度以上で引き伸ばすと永久変化が生じ、エントロピー弾性によって形状が回復することはない。

今回の研究では、有機ゴムの構造を参考にして、重合度が高く共有結合性の高い直鎖が互いに緩やかに引き合った構造を持つガラス組成の開発を目指した。その結果、複数種のアルカリ金属イオンを含有する混合アルカリメタリン酸組成「Li0.25Na0.25K0.25Cs0.25PO3」において、直鎖の重合度が増し、直鎖間の相互作用力が低下し、柔軟性が大幅に増加することが分かった。

この結果は、室温では硬く割れやすい酸化物ガラスも、構造を工夫すれば高温でゴムのように伸び縮みする特性を発現できることを示したもので、研究グループは、有機高分子のゴムでは対応できない高温下や酸化性環境などでの応用が考えられるとしている。

なお、この内容は12月1日に「Nature Materials」オンライン版に掲載された。

引用元: 東工大、ゴムのように伸び縮みするガラスの作製に成功 | 研究・開発 – 財経新聞.

もんじゅ監視カメラ3分の1故障 1年半放置も、保安規定違反疑い – 47NEWS(よんななニュース)

大量の機器点検漏れから事実上の運転禁止命令が出ている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)で、1995年のナトリウム漏えい事故をきっかけに原子炉補助建物に設置された2次系冷却材の監視カメラ計180基のうち、約3分の1が壊れていることが11日、関係者の話で分かった。

原子力規制庁が9月に実施した保安検査で判明。壊れたまま1年半以上放置されていたものもあり、保安規定違反の疑いが持たれている。低温停止中のため実害はないとみられるが、機構の安全管理体制が問われ、命令期間が長期化する可能性が出てきた。

引用元: もんじゅ監視カメラ3分の1故障 1年半放置も、保安規定違反疑い – 47NEWS(よんななニュース).

宇宙の放射線障害、最新研究:人は宇宙で長期間活動できるのか « WIRED.jp

4月23日付けで「PLoS One」に発表されたこの研究では、この宇宙線を多量に浴びたことで発症する癌は危険性が高いと述べられている。

「宇宙線イオンによって発生する腫瘍は、その他の放射線で発生する腫瘍に比べて悪性度が高い」と、今回の研究論文の著者で、ネヴァダ大学ラスヴェガス校の放射線研究者フランシス・クチノッタは話す。

宇宙飛行士が浴びる銀河宇宙線は、原子核を主成分としており、驚異的な速度とエネルギーで宇宙空間を飛び交う放射線だ。この銀河宇宙線がDNAなどの重要な細胞構造に当たると、遺伝子突然変異を引き起こす可能性がある。

銀河宇宙線は非常に高速なため、遮蔽したところでさほど防ぐことができない。宇宙空間で3日間過ごすと、約60兆個とされる人体の細胞のすべてが、高エネルギー陽子線(陽子線とは、水素の原子核である陽子=プロトンが数多く加速されて束になって流れている状態/最も一般的な銀河宇宙線)を浴びると推定されている。

また、1年間過ごすと、人体のすべての細胞が、重くダメージの大きい鉄の原子核に最低一度はぶつかる可能性が高い。他の種類の放射線が比較的弱く拡散しているBB弾だとすると、銀河宇宙線は大きく重く、強烈な威力をもった砲弾の流れなのだ。

引用元: 宇宙の放射線障害、最新研究:人は宇宙で長期間活動できるのか « WIRED.jp.

宇宙の放射線障害、最新研究:人は宇宙で長期間活動できるのか « WIRED.jp

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士は、女性なら18カ月、男性なら2年で、一生分の限界値を超える量の宇宙線を浴びるという。火星を目指すミッションの宇宙飛行士たちは、少なくともこのくらいの期間は深宇宙の強い放射線にさらされることになる。

米国では、人口全体の約41%が、生涯に一度はなんらかの癌と診断される。NASAのガイドラインは、宇宙飛行士が癌で死亡するリスクの増大を3%以内に収めるよう定めている。

米国では、1人当たり年間約3mSv(ミリシーヴェルト)の自然放射線を浴びている。これに対し、宇宙飛行士が2年半の火星往復ミッションで浴びる宇宙線の量は、1mSvの1,000倍に当たる1Sv(シーヴェルト)前後に達する可能性がある。

火星に赴く宇宙飛行士と同じ1Svの放射線を100人が浴びた場合、癌の発症者数は合計61人に上ると予想され、前述した米国人の生涯癌リスク(41%)を20ポイント上回ると、米国科学アカデミー(PDFファイル)、および原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は報告している。発症した癌の約半数は死に至ると推定されている。

クチノッタ氏は、火星ミッションで宇宙線を浴びた宇宙飛行士の寿命は、平均より15~24年短くなると予想している。

引用元: 宇宙の放射線障害、最新研究:人は宇宙で長期間活動できるのか « WIRED.jp.

海に浮かぶ原子力発電所 | スラッシュドット・ジャパン

マサチューセッツ工科大学などの研究者らによる共同研究チームが「浮かぶ原子力発電所」を設計したそうだ(MIT News、slashdot)。今週American Society of Mechanical Enginnersが主催する小型モジュラー炉シンポジウム(Small Modular Reactors Symposium)にて発表されるという。

この「浮かぶ原子力発電所」は軽水炉型原子炉と海上石油プラットフォームという二つの成熟した技術を合わせたもので、リスクを抑えられるとのことだ。発電所は陸上で建設された後に5~7マイル(8〜11km)程度の沖に曳航されるため、地震や津波の影響を受けることが無いという。また、プラントを海上に設置することで周辺の海水を利用した冷却が可能となり、万が一の事態でもメルトダウンといった最悪の事態を免れることができるとしている。

最近では新たな原子力発電所の建設候補地を選定するのが難しくなっており、海上建設はこういった問題も解決するとのことだ。

引用元: 海に浮かぶ原子力発電所 | スラッシュドット・ジャパン.