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超優秀なプレイヤーは出世させてはいけない | Masafumi Otsuka’s Blog

優れたバーテンダーの特徴は何か。それは顧客の顔と名前をより多く覚えるだけではなく、その顧客のいつも注文するお酒まで覚えていること。そこであるマネージャーは100 Clubというのを作り、100名の顧客と顔、名前、いつも注文するお酒を覚えたバーテンダーにはトロフィーとボーナスを与える仕組みを作った。

ここで面白かったのが、ここで100 Clubを達成した優秀なバーテンダーを出世させず、

次に500 Clubを作り、これに伴い、給与を上げ、表彰する。当初これを思いついたマネージャーは500 Clubが限界だと思ったらしい。しかし追求してみたら、5年後に3,000 Club、つまり3,000名の顧客の顔、名前、いつも注文するお酒を覚えたバーテンダーが出てきた

と。100名で凄いと言われるバーテンダー業界の30倍の数。30人のこうした優秀なバーテンダーを雇うより遥かにコストが安く大きく売上に貢献すると考えると30倍以上の生産性を上げています。この人を100名覚えた段階で出世させてしまい、管理側に回し、うまくいかず去っていかれ、本人はすっかりと自信をなくし、お店は大きく売上を落とす、Lose-loseな状況に陥いる可能性があったと考えると、恐ろしい。3,000名覚えるポテンシャルを持っていたと本人も気づいていなかったことは容易に想像でき、これを導いてあげたマネージャーも凄いと思います。

当然このバーテンダーはマネージャーと比べ高い給与をもらっていたらしい。

優れたマネージャーは自分より高い給与をもらう可能性のあるポテンシャルの高い部下を喜んで雇う

つまり、マネージャーは主役ではなく脇役に回って、自分の部下が自分でも気づいていない能力を発揮し、より高いパフォーマンスをあげるようにサポートしてあげる。マネージャーは高くパフォームする能力というよりは、こうした高い能力を持つものを活用する能力が求められる。

引用元: 超優秀なプレイヤーは出世させてはいけない | Masafumi Otsuka's Blog.

オスの存在理由、実験で証明される Page2 « WIRED.jp

研究者たちは10年にわたり、さまざまなゴミムシダマシ科の甲虫の集団を異なるレヴェルでの交配実験を行った。

いくつかの集団では、生殖サイクルごとに、90匹のオスが10匹のメスと交配するために互いに競争した。一方、別の集団では、オス・メスの数の割合をより小さくした。そうして7年間の経過を観察したあとで、研究者たちは、ストレスのかかる出来事に対する集団の抵抗力における、実験のさまざまな条件の影響を評価した。

グループ毎の遺伝的状態を評価するために、研究者たちは同系交配を利用した。つまり、互いに血縁関係にあるサンプル同士を交配させたのだ。子孫に害のある遺伝変異が発現しやすくなる状態で、このプロセスを何世代も繰り返した。

オスは役立たずではなかった!

強い性淘汰にかけられた集団は、強い耐性を示して、有害な変異が過度に蓄積して絶滅するまでに、20世代もの間、同系交配によって生み出されて生き延びた。これに対して、性淘汰がより弱かった、あるいはまったくその影響がなかったグループはより耐性がなく、10世代の間にすべて絶滅した。

したがって、オスは役立たずな存在などではなく、彼らが伴侶を見付けるための競争は、種の遺伝的優位性を保つために必要不可欠なのだ。

「これらの結果は、性淘汰がどれだけ重要であるかを示しています。なぜなら、性淘汰はネガティヴな遺伝的変異をなくし、遺伝子プールのなかにポジティヴな遺伝的変異を維持することに役立つからです」と、ゲイジは説明した。

「自身のライヴァルを効果的に打ち負かし、争いのなかで生殖のパートナーを見つけるためには、個体はあらゆる分野で優秀でなくてはなりません。このため、性淘汰は種の遺伝的優位性を維持・改善する、重要で効果的なフィルターとなります。

わたしたちが導き出した結果は、性が支配的な生殖システムであり続けているのは、性選択がこの重要な遺伝的利益を与えることを可能にするからだ、という考えを支持する重要な証拠です」

引用元: オスの存在理由、実験で証明される Page2 « WIRED.jp.

同じ仕事を3年以上続けてはいけない | 足立 光

最近、知り合いが「6年間も同じ会社にいたこと」に対して、香港のヘッドハンターからネガティブな印象を持たれた、という話題をSNSに載せていました。そのヘッドハンターが言うには、長く同じ会社にいる方は、「1つの会社でしか価値を発揮できない保守的な人」だと思われる、とのこと。

この意見は確かに少し極端な気もしますが、グローバルな人材市場という視点からは、理解できる部分もあります。もしグローバルな人材市場で自分の価値を上げていきたいのであれば、同じ仕事を、ポジション(役職)も変わらずに、3年以上続けているのはお勧めできません。その理由は2つ。

1)グローバルの人材市場では一般的に、3年以上、同じ仕事で同じ役職についている方は、自分の成長に貪欲でないか、またはその仕事・ポジションで良い評価を受けていない(だから昇進しない)、と考えられるのが普通です。「3年で昇進は短くない?」と思うかもしれませんが、日本でも海外でも、特に外資系では、平社員で入社して40代前半でCEOや社長になる方が少なくありません。40台前半でCEO・社長、から逆算すると、3年に1回は昇進(または仕事の幅が広がっている)ようなスピードでないと、「とても優秀」なキャリアとして認められないのは御理解頂けると思います。

2)当たり前のことですが、同じ仕事・ポジションを長くやればやるほど、うまく仕事をこなせるようになります。それは、仕事から得ることができる、新しい知見や経験が減っていることに他なりません。ミスミのCEOだった三枝さんもおっしゃっていましたが、「経験とは、修羅場の数」です。やり方がわかっている仕事をいかに長く続けても、それは「経験」ではなく、「惰性」です。「仕事が順調だな」と感じたら、今すぐ上司に「仕事を増やしてくれ」「もっと難しい仕事をくれ」と直訴すべきです。

引用元: 同じ仕事を3年以上続けてはいけない | 足立 光.

自己清掃する海を作れ。20歳が発明した巨大なプラごみホイホイが対馬にくる! : ギズモード・ジャパン

太平洋のプラごみを10年で半分に減らす人類史上最も野心的な海掃除が、オランダの20歳青年の音頭で始まりました!

青年の名はBoyan Slat君。

海掃除と言っても、別にゴミ攫って世界中の海を回るわけじゃないですよ。「勝手にきれいになる海」をつくるんです。

詳しい説明の前にごみの量を整理しておきますと…世界の海には1年にざっと推定800万トンものプラスチックごみが投棄されています。これはサイエンス誌が今年発表した2010年の統計です。世界で初めて海洋ゴミを数値化したものとして注目を集めました。それまでの予想を遥かに上回るのも衝撃ですが、ごみポイ上位20ヶ国のうち12ヶ国までがアジアというのも日本にとっては衝撃度高いですよね。筆頭のごみポイ国はお隣・中国です。

そこでSlat君が考案したのは、世界中の海流が交わる要所(旋回と呼ぶ)に巨大なバリアを浮かべてゴミを一網打尽にするプランです。放っといても流れ流されてゴミの方から拾われにくるような仕掛けですね。これを発明し、デルフト工科大で最優秀技術デザイン賞をもらいました。

ついつい「一網打尽」と書きましたが、網は使いません。生き物が網に絡まって身動きとれなくなっちゃうので。代わりにブームという道具を海に浮かべ、そこにV字型のバッファーをつなぎ留めて、ごみ来い来い♪とやるんです、はい。

Slat君はさっそく太平洋ゴミベルト撲滅を目指して非営利団体「Ocean Cleanup」を設立しました。そこのサイトによると、海流はこのブームのずっと下を流れていくので、魚は安全に通り抜けられるんだそうな。プカプカ浮くプラスチックごみは水面のバリアのところに貯まるので簡単に拾って処分できる、ということです。

引用元: 自己清掃する海を作れ。20歳が発明した巨大なプラごみホイホイが対馬にくる! : ギズモード・ジャパン.

シャープ退職者、国内外メーカーなどが争奪戦 優秀な技術者は「即戦力」 (産経新聞) – Yahoo!ニュース

台湾の電子機器受託製造最大手、鴻海(ホンハイ)精密工業グループのフォックスコン日本技研(大阪市淀川区)の矢野耕三社長は、自身も元シャープの液晶技術者。設立からの2年でシャープから5人の技術者を受け入れており、今回の希望退職にも「業容拡大の好機」と期待する。転職支援会社へシャープ出身者の就職仲介を依頼することを検討する。 精密小型モーター大手の日本電産には4月、元シャープ執行役員でテレビ部門責任者を務めていた毛利雅之氏が入社した。テレビ事業の業績不振から2月に事実上更迭されていた。日本電産の永守重信会長兼社長は「挫折経験は経営者に必要」という考えで、元シャープ社長の片山幹雄氏を副会長に招いている。今後も実力者であれば幅広く人材を求める姿勢をみせる。 一方、シャープの工場や研究拠点のある奈良県は、希望退職者に県内の再就職先を紹介する事業を始める。6月県議会に補正予算案を提出する方向で、荒井正吾知事は「能力のある人材は韓国や台湾などの企業に行くより、奈良で起業したり奈良の企業を助けたりしてほしい」と述べた。

引用元: シャープ退職者、国内外メーカーなどが争奪戦 優秀な技術者は「即戦力」 (産経新聞) – Yahoo!ニュース.

グーグル:東大で「青田買い」 AI技術流出に日本危機感 – 毎日新聞

「優秀な学生を紹介してほしい」

米IT大手グーグルの役員ら約40人が東京大学の本郷キャンパスを訪ね、人工知能(AI)を研究する大学院生らのリクルートを始めたのは数年前のことだ。学生たちに提示した条件は年収約15万ドル(約1800万円)で、日本のサラリーマンの平均年収の4倍以上。豊富な資金力で研究に不可欠なスーパーコンピューターへの投資も惜しまず、世界最先端の研究者たちと切磋琢磨(せっさたくま)できる環境もある。松尾豊・工学系研究科准教授は「優秀な学生から引っ張られていく。国内産業の将来を考えると日本にとどまってほしいが、行くなとは言えない」と話す。

グーグルは、2013年にはカナダ、14年には英国のAI企業を買収するなどの動きも活発化させている。その狙いについてグーグルは「よりよい社会、世界の実現を目指す」などとしているが、経済産業省幹部は「ものづくりでも覇権を握ろうとしているのではないか」と警戒する。

引用元: グーグル:東大で「青田買い」 AI技術流出に日本危機感 – 毎日新聞.

大学受験と学生生活 日本とアメリカの違い – Market Hack

GPAは日本の通知表に相当します。つまり高校での成績です。アメリカでは「A」、「B」、「C」……という評価になります。GPAの最高点は4.0ですが、州によってはAP(Advanced Placement)と呼ばれる、大学の一般教養に相当する、難しいクラスを高校で履修できます。

このAPは最高点以上のボーナス得点(たとえば4.3)を得ることが出来るので、GPAの平均点を上げようとする学生は積極的に受講します。

もちろん、裕福な子弟が多い地域の高校と、インナー・シティや農村地域の高校などでは、そもそも集まってくる生徒のレベルが大きく違います。そこで大学は全米の高校の個々のレベルに関してかなり正確にその難易度を把握しており、レベルの高い高校での「4.0」と、レベルが低い高校での「4.0」は、当然、違う評価になります。

ただ、これを杓子定規に当てはめると、インナー・シティや農村地域の高校に通う優秀な生徒は、裕福な地域の生徒と競争できなくなってしまいます。そこで教育の機会の平等を保障するために、たとえばカリフォルニア州の場合、「高校で上位10%に入っている学生には、かならずUC(=カリフォルニア大学)のどこかへ合格させる」ことが制度化されています。

GPAは高校4年間の通算の成績を用います。すると高校1年生のときにサボっていて、大学受験直前に猛勉強して挽回する式の勉強方法では通用しません。アイビーリーグの大学に入学しようと思うと、高校4年間、日本で言う「オール5」を貫き通す必要があります。

引用元: 大学受験と学生生活 日本とアメリカの違い – Market Hack.

成功した企業の経営をコピーできない理由 – 竹内研究室の日記

「MBAを取っただけでは役に立たない」と言われるわけです。

では、MBAのような教育が意味が無いかというと、そうは思いません。むしろ、経営学はまだ発展途上で、これからどう発展させるか、試行錯誤が必要な分野だと思います。私も今後の研究・教育の課題として取り組んで行きたいと考えています。

あくまでも個人的な経験ですが、MBAで膨大なケーススタディを読んで、10年後の今でも頭に残っているのは、企業が失敗した事例ばかりです。

成功した理由など、先ほど述べたように本当のところはわかりませんし、下手すると「後付けの美談」になってしまいます。

それよりも、失敗するには必ず理由がある。そして、時代・国・業種が違っても、失敗した事例をたくさん読むと、どこか共通した失敗の理由があることに気付きます。

例えば、

・一度成功したモデルに固執してしまう

・過去の成功が大きいほど、成功したモデルに組織が最適化され変化できなくなる

・必要な人材が変わってもかつての功労者を切れない

・自分より優秀な人間を嫉妬して抜擢することができない

・・・など。多くの場合、人間の弱さに起因して失敗するわけです。心理学も駆使して失敗の原因を探るMBAの講義には、即効力はなくても、普遍的な価値はあると感じました。

結局、経営学・MBAが提供してくれるのは、「成功した企業のコピー」という即効性のある処方箋ではなく、経営者が自分の事業を行う時に失敗しやすいポイントを抽象的ないわばメタのレベルで理解することではないかと思います。

引用元: 成功した企業の経営をコピーできない理由 – 竹内研究室の日記.

大学入学で息子をキャンパスの寮に下ろそうと思ったら、なぜかクネクネ女学生で溢れるディスカウントストア、ターゲットの駐車場に入ってしまった件 – Market Hack

つまり僕が言いたいことはアメリカでは大学もBIG BUSINESSだということ。因みにUCLAは中国に50店舗もの「UCLAショップ」を展開しているそうです。だから「所詮、日本の大学とアメリカの大学では予算のスケールがぜんぜん違う」という冒頭のブロガーの人の指摘は僕もずっしりと感じました。今から日本の大学がアメリカの大学の向こうを張ると言ったって、予算、教育の質、学生の質、研究内容など、全ての面でハンデが大きいです。因みにインドや中国などの新興国では「アメリカに対抗する大学を国内に作るのはリターンの効率が悪い。それより先ずアメリカの大学に優秀な学生をどんどん送り込んで、最大限、利用し尽くそう」という考え方があります。実際、日本国内に世界レベルで戦える大学を作るには、まず「敵を知る」という意味で、アメリカやイギリスの大学の内情を偵察しなければいけないわけだけど、それすら中国、インド、韓国などに大きく後れを取っているわけです。

引用元: 大学入学で息子をキャンパスの寮に下ろそうと思ったら、なぜかクネクネ女学生で溢れるディスカウントストア、ターゲットの駐車場に入ってしまった件 – Market Hack.

カルチャーこそが資産 | 風雲児たれ 株式会社エニグモ 須田将啓

カルチャーにあわせられない人は優秀ではないのではないかということも思っている。アカデミックな世界や技術の世界だと違うのかもしれないが、ビジネスの世界では、個人では生み出せない成果を、組織で生み出すことにダイナミズムがあり、組織の方向性を束ねるカルチャーは成果に直結すると思う。だからこそ、優秀な人ほど、カルチャーにあわせなくてはその組織で、結果がでにくいことをわかっている。なので、本当に優秀な人は、カルチャーにあわせることができると思っている。

引用元: カルチャーこそが資産 | 風雲児たれ 株式会社エニグモ 須田将啓.