タグ別アーカイブ: 二酸化炭素

スイスチーズの穴の謎解明、100年ごしの研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

「分かったぞ!」――約100年に及ぶ研究の末、スイスの科学者チームが、「スイスチーズの穴」をめぐる謎を解明した。子どもの頃、ネズミがかじって穴ができたと教えられたかもしれないが、実際はそうではない。

 スイス連邦政府の農業研究機関、アグロスコープ(Agroscope)研究所(ACW)の専門家チームによると、エメンタールやアッペンツェラーなどの有名なスイスチーズの特徴でもある「穴」は、材料の牛乳に含まれる微量の干し草と関係しているのだという。これまでは、チーズ内のバクテリアに起因していると考えられてきた。

 研究では、チーズ作りに使われる牛乳の搾乳方法によって穴に変化が生じることがわかった。現代的な方法では、スイスチーズの謎の穴は小さくなるか、消えてしまうこともある。

 ACW広報のレジス・ナイフェラー(Regis Nyffeler)氏は、この違いが生じる原因として伝統的な乳搾りで使われる「昔ながらのバケツ」の存在を挙げた。バケツの中に落ちた干し草の微小片が、最終的にチーズの穴に発生させているのだという。

 このテーマに関する研究は、少なくとも1917年から続けられてきた。当時、米国人研究者のウィリアム・クラーク(William Clark)氏が詳細な研究結果を発表し、牛乳に含まれるバクテリアが放出する二酸化炭素(CO2)によって穴が生じると結論付けていた。

 現代のチーズ生産現場においては、密封された搾乳機が開放状態のバケツに取って代わり、牛乳に含まれる干し草の微小片が完全に排除されている。研究チームは、過去10~15年間で、スイスチーズの穴の数が少なくなっていると説明した。

引用元: スイスチーズの穴の謎解明、100年ごしの研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News.

世界初の人工の葉 – 革新的発明と製品情報

ロンドンロイヤルカレッジオブアートの一人の学生が、この世界初の「人工の葉」を開発した。蚕の繭を素材のベースにして作られて、本物の植物の葉のように、水と二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出し、光合成を行うことができるので、美味しい空気を提供することができるとのこと。

引用元: 世界初の人工の葉 – 革新的発明と製品情報.

二酸化炭素濃度 過去80万年で例のない水準 NHKニュース

WMO=世界気象機関は地球温暖化の原因となる二酸化炭素の濃度について、先月、北半球のすべての観測点で400ppmを超えたと公表しました。

過去80万年で例のない水準で、日本の気象庁は「温暖化が進むと集中豪雨や熱波など極端な気象現象が増えると言われているが、それ以上に何が起きるか分からず対策を急ぐ必要がある」と指摘しています。

WMOは地球温暖化の進行を監視するため各国の気象機関による二酸化炭素濃度の観測結果をまとめていて、先月の平均濃度を公表しました。

それによりますと、日本やハワイ、アメリカやドイツなど北半球の12の観測点すべてで400ppmを超えていました。

IPCC=気候変動に関する政府間パネルのシナリオによれば今世紀末までに気温の上昇を2度以内に抑えるのは、今後、大幅な排出抑制をしなければ非常に難しい状況で、WMOは「将来のために地球を守ろうとするのであればもう時間はなく、温室効果ガスの抑制のために緊急の行動が必要だ」とコメントしています。

日本の気象庁の観測ではWMOが公表した観測点以外でも400ppmを超えていて、気象庁・全球大気監視調整官の小出寛さんは「過去80万年で例のない水準だ。温暖化が進むと集中豪雨や熱波など極端な気象現象が増えると言われているが、それ以上に何が起きるか分からず対策を急ぐ必要がある」と話しています。

引用元: 二酸化炭素濃度 過去80万年で例のない水準 NHKニュース.

下水処理:汚泥を「うまみ」に…食料生産に利用、全国で – 毎日新聞

愛知県東部の豊橋市など4市の下水を処理する県豊川浄化センターに、場違いな農業用ハウス(約500平方メートル)が建ち、トマトが丸々と育っている。普通の水耕栽培に見えるが、下水汚泥由来のガスによる発電の過程で出た二酸化炭素(CO2)を、ビニールダクトから苗に吹き付けている。苗の周囲のCO2濃度を高め、光合成を促す。世界初の試みといい、通常に比べ収量は3割増した。苗にはリンなどを含む処理水も吸わせている。

試食した大村秀章知事は「しっかりした味でおいしかったよ」。昨年からこれらの実証実験に取り組む豊橋技術科学大の大門裕之教授(48)は「複合技術として下水処理場の存在価値を高める」と自信を見せる。

既に事業化した例も多い。有明ノリの生産で知られる佐賀市では2007年から下水処理場と漁協が連携し、ノリを養殖する冬場は処理水の窒素濃度をあえて高くしたまま海に放流している。窒素はうまみのもとになるアミノ酸を増やす。また市は業者に委託して毎年約1400トンの汚泥肥料を生産し、農家に販売している。

処理場では、下水の汚れを微生物に分解させて沈殿させ、上澄みの水を放流。沈殿した汚泥は長らく厄介者扱いされ、1990年代まで埋め立て処分が大半を占めた。だが肥料の3大要素、窒素、リン、カリウムを豊富に含み、近年の肥料価格高騰もあり価値が見直されている。

下水道を所管する国土交通省によると、埋め立てに回される量はほぼ毎年減り続け、2010年にはリサイクル率が78%に達した。ただ、うち60%はセメントなど建設資材に用いられ、バイオマス(生物資源)としての利用は農業用肥料15%、発電1%。「不衛生」とのイメージに対し、愛知県のプロジェクト参加者は「さまざまな形で熱処理され、ヒ素やカドミウム、重金属類の公定基準値も検査でクリアしているので管理して使えば害はない」と言い切る。

引用元: 下水処理:汚泥を「うまみ」に…食料生産に利用、全国で – 毎日新聞.

世界の資源は枯渇せず―有限説はエコロジストの杞憂 – WSJ日本版

私は生態学者と経済学者という2つの部族に囲まれて生きてきた。大学では7年間、さまざまな形態の生態学を学び、その後8年間にわたって英経済誌「エコノミスト」で働いた。私が生態学者だったころ(車に反原発のステッカーを貼ってはいたが、政治的な意味ではなく、学術的な意味での生態学者だった)、「環境収容能力」、つまり成長に限界があるという考え方を固く信じていた。今では、人間は少ない資源で多くを成し遂げる方法を考え出せるという見方に傾いている。

この不一致こそ、多くの政治問題の本質である。そもそもの考え方がかみ合っていないのだから、人々は環境政策をめぐって対立するのだ。例えば、気候変動について議論すると、悲観主義者は急速な温暖化を招かずに余分な二酸化炭素(CO2)に対応しようとしても大気の能力に限界がある、と考える。それゆえ、経済が成長し続ければ、排出量も継続的に増加して、最終的には危険な水準にまで温暖化が進む。だが、楽観主義者は経済成長が技術の変化をもたらし、低炭素エネルギーが利用されるようになる、と考える。そうなれば、地球温暖化は多くの被害をもたらす前に安定する。

例えば、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は産業革命前との比較で2100年までに気温が摂氏で3.7~4.8度上昇すると予想しているが、この予想は、技術がほとんど進歩しない、50年間続いた人口増加率の低下がとまる、人口1人当たりの所得の増加率は(たった)3倍、経済のエネルギー効率はあまり改善しない、という想定に基づいている。これは注目に値する。つまり、2100年の世界は今とほとんど変わらないものの、人口が大幅に増えて、今以上に石炭と石油を燃やした結果、温室効果ガスの排出量が増加する、と想定していることになる。これに対して、ほとんどの経済学者は2100年までに、所得が5~10倍増加する、技術が飛躍的に進歩する、人口増加がとまる、と予想している。人口が減るため、必要とする炭素は今よりはるかに少なくなるとみていることになる。

引用元: 世界の資源は枯渇せず―有限説はエコロジストの杞憂 – WSJ日本版.

米海軍、海水を燃料にする技術を開発 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

海水を燃料に転換する技術は、科学者たちが長年高い関心を持ってきた課題だが、米海軍は今月に入り、この研究がついに成果をみせたと発表した。

 液体炭化水素燃料の開発は「大変革」をもたらすものと考えられてきた。敵に攻撃されやすい燃料補給ラインを画期的に短縮化できるからだ。米海軍のフィリップ・クロム(Philip Cullom)中将は「われわれにとって極めて画期的な達成だ」と語った。

 米専門家らは、海水から二酸化炭素と水素ガスを抽出する方法を特定。これらを触媒コンバーターを用いて液化させ、燃料に変えるという。船舶だけではなく航空機への利用も期待されており、実現すればタンカーに依存することなく、洋上の船舶で燃料を生産できるようになる。

 米海軍研究所(Naval Research Laboratory)の専門家によると、この技術を用いたジェット燃料の予想製造コストは、1ガロン(約3.8リットル)当たり3~6ドル(約300~600円)。同研究所では海水から製造した燃料を使用して、すでに航空機の飛行に成功している。

 実用可能であることが検証された今、課題は産業規模の大量生産を実現することだ。だが研究チームはその前に複数の大学と協力し、海水から抽出する二酸化炭素と水素の量を増やしたいと考えている。

 クロム中将によると、この技術の利点は、船舶や航空機の従来のエンジンで利用できることにある。実際に米海軍の艦艇で同技術により燃料が生産されるのは、少なくとも10年後になる見込みだ。

引用元: 米海軍、海水を燃料にする技術を開発 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News.

「火星に新たに出現した溝」の謎 « WIRED.jp

火星のクレーター壁の斜面に、新たなガリー(gully、溝状の地形)が出現した。

2010年11月の画像には写っていないが、2013年5月の画像では確認できる。地球上で見られる同様の地形は水の流れでできたものだが、火星ではそうではなさそうだ。この小さな峡谷がどのようにして形成されたのかは、いまのところ分かっていない。

この曲線を描くガリーは、火星のシレーン陸地(Terra Sirenum)と呼ばれる地帯のクレーターに見つかったもので、すでにある帯状のチャネル(川床のような地形)から新たに伸びたように見える。

ガリーが形成された原因として有力なのは、アルコーヴ(窪地)からデブリ(岩屑)が崩れ落るときの浸食作用によって、新たな溝ができたとする説だ。水が削った跡のようにも見えるが、それよりは、二酸化炭素の霜(日本語版記事)が斜面に積もり、限界に達したところで雪崩を起こし、周囲の物質を引きずりながら落下した跡である可能性のほうが高い。

上のふたつの画像は、火星の周回軌道にあるNASAの探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」の高解像度カメラ「HiRISE」が撮影したもの。撮影時期が2年以上開いているため、どの季節に新たなガリーが形成されたのかは不明だ。

ただ、低温で凍り付く火星の冬に同様の地形形成が観測されているため、このガリーも、先述のような仕組みで、二酸化炭素によって形成された可能性が高いと考えられている。火星におけるこのようなガリーの形成は多数確認されているが、詳しい形成過程は明らかになっていない。

引用元: 「火星に新たに出現した溝」の謎 « WIRED.jp.

空中投下でき、いかだにもなる万能シェルター「Life Box」 « WIRED.jp

救援物資入りの膨らまし式シェルター「Life Box」が開発された。ポリエチレン製で、被災地に飛行機から、独自のパラシュートを使用して空中投下できるキットだ。

レッド・ドット・デザイン賞を受賞したこのシェルターを開発したのは、トルコ人の工業デザイナー、アデム・オナラン。同氏がこれを開発したのは、母国トルコで緊急救援慈善活動と政府の活動に関連して現地調査を行い、既存製品に付きものの欠点を見つけたのがきっかけだった。

Life Boxは完全にカスタマイズ可能で、災害に応じて3つの種類がある。「land」は、車両に積み込むことができる。折り畳み可能な設計なので、スペースを占領しすぎない。よく使用されている、縦横120cmの輸送用パレットに8個積める。

「air」は、道路が寸断された被災地向けで、特別に変形させた外層をパラシュート代わりにして、容易に空中投下できる。

「water」は、洪水に見舞われて孤立した被災地用だ。landタイプに、膨らまし式の浮き輪2個を追加して筏に変身させることができる。外層は、パラシュートとシェルターの外面を兼ね、内側には二酸化炭素ボンベもあり、救命胴衣を膨らませるのに使用できる。

引用元: 空中投下でき、いかだにもなる万能シェルター「Life Box」 « WIRED.jp.

太陽光を吸収し、夜に美しく光る歩道:発光する表面塗装材「Starpath」で実現 « WIRED.jp

英国サリー州を拠点とするPro-Teq社は、光る表面塗装材「Starpath」を開発した。光熱費と二酸化炭素排出量を削減するだけではなく、見た目も素晴らしい技術だ。

同社が開発した新しいタイプの塗装材は、日中に太陽の紫外線を吸収し、夜にエネルギーを放出する。これで微細粒子が発光し、道が明るく照らされるという仕組みだ。この処理は、コンクリート製から木製までほぼすべての硬表面に適用でき、既存の舗装を除去する必要もない。

この新しい塗装材の初めての実地試験は、ケンブリッジのクライスツ・ピーセズ公園の歩道で行われた。まずは、基礎となる歩道を再舗装した後、数名の技術者がその上に接着剤の薄い層を塗布し、骨材(滑らない岩のような材料を特殊配合したもの)を載せ、最後に光る塗装材を適用した。

開始から終了までで処理された面積は150平方メートルで、歩道は4時間もたたないうちに歩けるようになった。

この塗装材は、高速道路や都会の道路にある街灯にとって代わることはないだろうが、自転車道路や歩道に使用すれば、都市部の光熱費の削減につながる。通行量の多い道の再舗装または補修を行うときが来たら、ひとつの選択肢になるだろう。

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「人造肉」ハンバーガー:作成費用は3,000万円超 « WIRED.jp

マーストリヒト大学(オランダ)の生理学者であるマルク・ポストは、研究室で培養されたビーフハンバーガーを、人類で初めて食べることになった。

ポスト氏が食べるのは、ペトリ皿のなかで牛の幹細胞から慎重に培養された筋繊維を合成して作成したハンバーガーで、費用はおよそ21万7,000ポンド(3,284万円)だ。

家畜は現在、世界における二酸化炭素排出量の5%、メタン排出量の30%の原因になっている。ハンバーガーを研究室で培養することで、家畜を育てるのにかかる排出量を大幅に削減できるのではないかというのが、ポスト氏の研究におけるひとつのねらいだ。

引用元: 「人造肉」ハンバーガー:作成費用は3,000万円超 « WIRED.jp.