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ディスラプティブなコトをやろうと思えば、ビジネス・エクセキューションがとても大事になる – Market Hack

今日は「どうディスラプティブ・テクノロジーズのアイデアを思いつくか?」ではなく、ひとたびディスラプティブなコトに思い当ったら、そのビジネス・アイデアをいかに製品化するか?という問題についてクリステンセンが最近語っていることを紹介します。

クリステンセンの考えでは、ディスラプティブな発想で考え付いた新しいアイデアは、往々にして既存の標準部品だけをかき集めることでは低廉な価格を実現できないので、大幅に発想を転換した、オリジナル部品比率が高くなると主張しています。それを概念図化すると、下のようになります。

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出来合いの標準部品(スタンダード・パーツ)で新しい製品を組み上げるのではなく、部品のレベルから自分で考案するのは、骨の折れる作業です。しかし独自開発(プロプライエタリー)の部品が多ければ多いほど、競合他社は模倣できません。

引用元: ディスラプティブなコトをやろうと思えば、ビジネス・エクセキューションがとても大事になる – Market Hack.

ディスラプティブなコトをやろうと思えば、ビジネス・エクセキューションがとても大事になる – Market Hack

例として宇宙事業のスペースXを例に出す事が出来ます。同社の創業者、イーロン・マスクは宇宙事業に参入しようという夢を持っていたので、最初、最も安いロケットを持っているロシアから大陸間弾道弾(ICBM)を買おうと思いました。

しかし実際にロシアに商談に行ってみると、安いと言われているミサイルでもイーロン・マスクには高すぎ、これでは採算に合わないことがわかります。

そこでイーロン・マスクはロスアンゼルスのホーソーンで、昔、ボーイングがジャンボジェット(B747)を組み立てていた巨大なハンガーを購入します。

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そして殆どの部品や部材を自社でデザインし、オリジナル部品を設計する段階から、いままでとはぜんぜん違うコスト意識で図面を引き、既存技術の10分の1と言われる、驚異のプライス・ポイントを実現したのです。

これも「ディスラプティブ・テクノロジーズを実現するためには、先ずオリジナル部品を増やし、エクセキューションに徹する」というクリステンセンの理論を、そのまま地で行く戦略です。

引用元: ディスラプティブなコトをやろうと思えば、ビジネス・エクセキューションがとても大事になる – Market Hack.

ディスラプティブなコトをやろうと思えば、ビジネス・エクセキューションがとても大事になる – Market Hack

ディスラプティブ・テクノロジーズとフォームファクタ(form factor=形状)は、密接に関係しています。これまでに、この世に存在しない、斬新な製品は、先例が無いのでカタチにこだわる必要が無いのです。それはそのような斬新な製品を駆動するOS(オペレーティング・システム)の面でも工夫をする必要を生じます。

その具体例がグーグル・グラスです。

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グーグル・グラスはキーボードやタッチスクリーンが無いので、コマンドは音声による命令になります。このように製品の形状の面での制約が、新しい工夫を設計者に強い、その必要から生まれるプロプライエタリーなノウハウやオリジナル部品こそが、ライバルから簡単に模倣されない、最大の防御となるのです。

引用元: ディスラプティブなコトをやろうと思えば、ビジネス・エクセキューションがとても大事になる – Market Hack.

Google Venturesが投資する企業 :次の話題を推論する技術 � Emerging Technology Review

Google Venturesが投資する企業 :次の話題を推論する技術 � Emerging Technology Review: Google VenturesのキーワードはDisruptive (ディスラプティブ) である。Disruptiveとは、破壊的という意味で、常識を覆し、既存路線から逸脱する技術に投資することを示している。更に、Marisは、人物の選定において、奇人と天才の見分けができることが重要な資質であると述べている。Google Venturesは、改良された技術ではなく、今までとは異なる視点から設計された技術に投資を行っている。これがGoogle Venturesが定義するイノベーションである。